初心者でもやってみたい富士山のお鉢巡り

富士山は、見る山か登る山か議論が分かれるところですが、せっかく富士山に登ったのならば初心者でも山頂を一周するお鉢巡りをしてみましょう。

直径600メートル深さ200メートルの火口を、およそ1時間30分でめぐります。富士宮口、吉田口どちらからアプローチしても時間は変わりません。古来修験道では火口にそびえる峰を、蓮の花びらにたとえひとつずつ拝みながら回ったそうです。しかし現在では崩落が激しい箇所があるため、立ち入り禁止が多く山腹を回るコースになっています。時計回りに歩くのが一般的と言われていましたが、今はどちらでも構いません。

頂上富士館の後ろから砂礫の馬の背を登っていきます。急な坂になっていますが、距離は短いので初心者でもひと踏ん張りで富士山最高峰の剣が峰に到着するのです。かつて目印になっていた測候所のドームは、今はありません。日本最高峰にいる感覚を、十分に味わってください。その後一段下に下り左へ進んで、ここから火口に沿って歩くと西安河原という場所に出ます。

環境省の小屋が建っていて、ここから少し登ると小さなピークがありこのあたりが大沢崩れの源頭部です。眼下にえぐり取られたような、崩壊壁が見えます。ピークを越えて小内院という峰を左に眺めながら下り、そのまま道なりに進むと須走口と吉田口から登ってくる登山客でにぎわう、久須志神社前に到着です。ここには小屋が並んでいて初心者にとっては、休憩するのにもってこいの場所となっているのです。

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